サミュエル・ガーウィズ スクワドロンリーダー (SAMUEL GAWITHS Squadron Leader)

 

「英国空軍少佐」という製品名。1914年作。当時(第一次世界大戦)の英国航空兵に捧げられる。熟成したバージニアに ...

 

 

 

 

 

 

今更感が強いので、今回はブラインド等は割愛 。(他のweb等にお任せします。)

 

 

 

今回はデザインされている「飛行機の絵」について ...

 

 

 

 

戦闘機の名は「ソッピース・キャメル」...イギリス空軍の複葉戦闘機。

 

 

 

 

初飛行:1916年12月、運用開始:1917年6月

 

 

 

「ソッピース・キャメル」はとんだじゃじゃ馬で、ロータリーエンジンの強いジャイロ効果がキャメルの操縦性を独特なものにし、これは新人パイロットには難しいものであり、着陸時の事故が多かった。真直ぐ飛ぶためにパイロットは常に調整する必要があったが、これによって比類ない機敏さを与えられたキャメルは、第一次大戦中に 全軍通じての最多撃墜数を記録した戦闘機である。(ソッピース・キャメルの運動性を凌駕する機体はなかったとも。)

 

 

 

【スペック】

 

 

  • 乗員: 1
  • 全長: 5.71 m
  • 全高: 2.59 m
  • 翼幅: 8.53 m
  • 全備重量: 660 kg
  • エンジン: クレジェ9B、9気筒ロータリーエンジン、97 kW (130 馬力) × 1
  • 性能:最大速度185km、失速速度77km
  • 実用上昇限度: 6,400 m

 

 

 

また、

 

 

 

第一次世界大戦を代表する撃墜王レッドバロンこと、リヒトホーフェンが乗る「フォッカー Dr.I」をキャメルに乗っていたブラウン大尉が撃墜したとされる。(本当に撃墜したかについては定かではない。)

 

 

 

 

フォッカー Dr.I

 

 

 

 

初飛行:1917年

 

 

 

撃墜王「レッドバロン」(赤い男爵)ことマンフリート・フォン・リヒトホーフェンも愛用していたドイツ空軍の三枚翼戦闘機。イギリスが開発した三葉の戦闘機「ソッピース・トライプレーン」の性能の高さに影響を受けて三葉機開発に変更したフォッカーV.4の進化版。

 

 

(※古い順に、ソッピース・パップ → ソッピース・トライプレーン→ ソッピース・キャメル...etc)

 

 

 

【スペック】

 

 

  • 乗員:1 人
  • 全長:5.77 m
  • 全高:2.98 m
  • 総重量:585 kg(自重405kg)
  • 最大速度:160 km/h
  • 失速速度:64 km/h
  • 実用上昇限度:6000m
  • 飛行時間:1.5 時間
  • エンジン:オーバーウルゼル Ur.II空冷回転星型9気筒110馬力エンジン×1基

 

 

 

 

この「パイロット・キラー」と呼ばれた名機は、1917年に実践に参加し活躍したが、翌年1918年になると「ソッピース・キャメル」の性能は相対的に低くなり、地上攻撃に活路を見出す ...

 

 

 

 

正々堂々と勝負し、戦えなくなった飛行機は撃ち落とさないという、中世からの騎士道精神がまだ残っていた古き良き時代のこと ...

 

 

(※写真、説明文等は「Wikipedia」、「144ヒコーキ工房」、「ソッピース・キャメル・アーカイブ」より抜粋)

 

 

 

 

蛇足

 

 

 

・機動戦士ガンダムに登場する「赤い彗星」は、この撃墜王「レッドバロン」(赤い男爵)がモチーフとも ...

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です