グレンフィディック 45年 1964 キングスバリー ファイネスト&レアレスト 55.8%

 

若干遠い場所からお越しのウイスキー・マニアなお客様から ...

 

 

 

キングスバリーの60年代、シェリーカスクのグレンフィディック。

 

 

 

紛れもなく「稀有な存在の一本」なのだが ...

 

 

 

グレンフィディック、1960年代蒸留=「超絶パフューム」との噂?

 

 

 

 

 

「キングスバリー ファイネスト&レアレスト グレンフィディック 1964  45年 55.8%」

 

(※バースデー・ビンテージだそうです。)

 

 

 

 

※輸入元 ジャパンインポートシステム

 

 

 

2009年の限定リリースで、ファースト・フィルのシェリーバット。シングルカスクでのボトリング。(当ボトル=85本瓶詰、度数違い59.2%=95本瓶詰)

 

 

※64フィディックには年数違いの「44年」もあり。(55.0%=99本瓶詰、58.1%=60本瓶詰)

 

 

 

 

特筆すべきは、ウイスキーの色

 

 

 

 

 

 

決して、添加物を加えた人工的な色ではなく ...

 

 

途方もない、何十年という時間によって、ここまで ...

 

 

先日の「スケアクロウ」の初見のインパクトとは違う、45年の年月がもたらす威厳と風格。(期待せずにはいられません。)

 

 

 

 

希少なウイスキー、いつも本当にありがとうございます。

 

 

 

 

私感

 

 

 

味わいは、見た目のインパクトどうりに濃く滑らか。熟した濃厚なドライフルーツのような?...後に濃い樽香。長期熟成のコニャックに通ずる熟成感&杏子のようなニュアンス。その香りは時間が経つとハッキリとした濃い香水の香りへ ...(最初は杏子のニュアンスが強く、?でしたが、紛れもない「パヒューム・フィディック」です。)「熟した濃厚な甘さ」は特筆べきものがあり、それとは対照的な「タンニン」(渋み)も感じられる。時間経過でパヒューム・フレーバーの現れ方は変化するが、無くなることはなく ...

 

 

 

 

蛇足

 

 

 

今回のグレンフィディックは、「超絶パフューム」とは、また少し違うものかと ...(個人的に、80年代超絶パフューム・ボウモアは完全アウトでした。)

 

 

 

格言

 

 

 

「パフューム」は、熟成期間で決して無くなることはない。

 

 

が、ニュアンスは変化する。

 

 

 

ような気がする ...

 

 

 

 

グレンフィディック、1960年代蒸留の「超絶パフューム」を体感したい方 ...

 

 

こちらをどうぞ。↓ ↓ ↓

 

 

 

 

グレンフィディック「OVER 8 YEARS表記」(70年代流通品)

 

 

 

おそらく、「60年代超絶パフューム」の原酒を一部に使用 ...(丁寧に探すと、見つけられると思います。)

 

 

 

 

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