3月21日(火)、東京では桜の開花宣言が発表。
この時期、バーで大活躍するリキュールの一つ。
※アルコール度数22%、ドーバー酒造株式会社
名称はシンプルすぎる、「桜」の一文字のみ。
カクテルでは、以外にバリエーションが多彩。
・サクラ・ダイキリ
・京華
・サクラフィズ ...etc
普通の方であれば、「桜の花」を食する習慣はないと思いますが ...飲んでみると誰もが「桜の香り」と感じられる不思議なリキュール。
(※食用の「桜の花の酢漬け」は存在します。)
ラベルに記載の原材料をみると、「桜葉」の記載あり。
「桜の花」を漬け込むのではなく、「桜の葉」を浸漬しての香味の抽出 ...(ドーバーさん、お見事です。)
(※自身、過去に「桜の花のリキュール漬け」に、二度失敗し諦めた経緯あり。)
「桜リキュール」を使用したカクテルは、「この時期限定」のオーダーと思いきや ...
お店では、「根強いコアなファンのためのカクテル」から、いつの間にか「いつ何時でもオーダーされるスタンダード・カクテル」に成長。
この時期、視覚的要素(ビジュアル)を重視するのであれば ...
プースカフェ・スタイルで、「春」を連想させる色使いもありかと ...
緑の部分は、「グリーン・ミント・リキュール」か、「抹茶リキュール」で代用可能。
ただし、残念ながらカクテルの一体感としては、どちらも×
(※味重視の場合、プースカフェ・スタイルは避けたほうが、無難です。)
蛇足
1、日本人は、花の散り際に「寂しさ」や「儚さ」を重ねる方が多いようですが、その「散り際」に「生命を解き放つ」という不思議?な解釈を聞いたことがあります...
2、「桜の花の塩漬け」というものがあり、結婚式に参列するお客様のおもてなしの一つに、これを使ってお茶をふるまうことがあるようです。