個人の独断と偏見で、「ジン・トニック専用のジン」などと呼び、長い付き合いの一本 。
ジンの独特なフレーバーがお気に入りの方には、「ジン・トニック」=「V・Vで」と言うぐらい、ど真ん中で骨太なジン。
その名も、ビクトリアン・バット・ジン(VICTORIAN VAT GIN)
※輸入元(株)ジャパンインポートシステム
ネーミングの由来(あくまでも推測です。)
ビクトリアン(VICTORIAN) ...ヴィクトリア朝?=ヴィクトリア女王がイギリスを統治していた1837年から1901年の期間。この時代はイギリス史において産業革命による経済の発展が成熟に達したイギリス帝国の絶頂期。(Wikipediaより抜粋)
バット(VAT)=当然この時代は「ステンレス」などの材質があるわけもなく...(ジンの保存の樽はバットと呼ばれたそうです。)
直訳して、「イギリス帝国の絶頂期の樽」...?
上記の考察をコンパクトに要約して ...
The best gin from U.K.(最高のイギリス産ジン)
と、勝手に解釈してみましたが ...
触れ込み
1、ジュニパー・ベリーを通常の二倍以上使用(DOUBLE JUNIPER)= 非常に力強い香りのジン。
2、樽で熟成(3、4ヵ月位)されている。
※マチュアード(樽熟成)と言うより「フィニッシュ」の方が、的確かと思います。
この概念から「SINGLE CASK」、「CASK STRENGTH」という発想が ...
ビクトリアン・バット・ジンには、1、加水タイプ、47%のスタンダード品 2、※シングルカスクのカスクストレングスの2種類があり、「SINGLE CASK」は個体によってアルコール度数に多少のバラつきあり。また「樽熟成」という特殊な発想故、過去にはシングルモルトウイスキーの空樽を熟成に生かしたという「ディスティラーズ・エディション・カスク」を発売。
※シングルカスク(SINGLE CASK)=一樽からのボトリング
※カスクストレングス(CASK STRENGT)=加水していない樽出し原酒
お間違いのないように ...
キングスバリー ビクトリアン バット ジン シングルカスク
※アルコール度数58.7%、輸入元 上記と同じ
カクテルベースとして(私感)
マティーニ・・・?(自分のマティーニがあるので ...)
ジン・トニック・・・◎
ジン・リッキー・・・〇
その他・・・?(やったことがありません。)
ジンの独特なフレーバーが苦手な方へ は ...
ブルームスバリー オレンジフレーバー ジン アルコール度数45%
という切り口もありますが ...
「ジン・トニックを作らない」という選択肢もまた一つ。